Yahoo!知恵袋はSEOの宝石箱

SEOセミナー(無料ですよ)をこのところやっているという話で、次回のセミナーの用意をしていました。

毎回締め切り間際にレジュメを書き上げています。直前に新しいネタをひねり出すのです。

今週9月10日のセミナーはキーワード選びとライティングで、Yahoo!知恵袋を使う話を書いています。

Yahoo!知恵袋はSEOの宝石箱だ、と。

最近、ケータイ小説や、流行り歌の歌詞などを分析しているんですが、何かユーザの検索ワードのトレンドが先につかめないかな、と思っていました。

最近の人気ワード、急上昇ワード、瞬ワード、きざし、などなどありますが、どれをみても「後追い」なんですよね。それをどうにかならないかな、と。

前に、SEOは、SEMを含めて電話帳広告のようなものというのに同意という話を書いていまして、欲しくさせる部分が検索エンジンマーケティングには欠けているなー、と思っていたのです。

ただ、待てよ、と。もう少し踏み込んだ導線整理が出来そうな気がする、と。

具体的にどうしたいか分からないけど解決したいというようなことが日常には多くあるんですが、検索ではあんまり解決しないですよね。何しろモノ＝言葉が見つからないから。

でも、そういう未整理な状態の人に、向いている商品やサービスや場所などを提示することは出来ないかな、と。BTなんかはそういうトライですが、しかしこちらも、割合と直接的で、ユーザが一度具体的な行動を示していないといかんような気がします(ボクの勘違いかもしれませんが)。

ただ、まあ、どうしたいか分からないけど、なんかしたいというようなのは検索で捕らえられないものなのかな、と。

そういう気分は、割合とヒット曲の歌詞に含まれています。じゃあ、歌詞を取り上げてリスティングやSEOのキーワードにすればいいか？というとそんなことはないのです。そういう気分が表されているのはヒット曲の一箇所のワンフレーズなんです。また、最近の歌はそれぞれニッチマーケット狙いで、大多数の気分を表していなかったりもします。

また、ボクは別なブログで、そちらは割合とヒットが多いんですが、アクセス解析で見てると、組み合わせワードで結構来てるんです。しかも、そういう組み合わせが、結構な数で来る。いわゆるロングテールなところで、予測不可能なところなんですけど、何か法則があるなと思っていました。

と、このように考えていたらですね。Yahoo!知恵袋を読んでいると、質問文が、生の普通の人たちのニーズ・願望・悩みの宝石箱になってる、と。

ああ、これこそ探していた言葉ですよ。これこそがユーザから発せられた天然の悩みであり、願望であり、ニーズですよ。

あとは、この発せられた言葉に対して答えてやるだけです。するべきは自分の売っている商品やサービスに結び付けて上げるだけです。

また、この手のＱ＆Ａサイトは、はてなもあるし、OKwaveもあるわけですが、その中でもYahoo!知恵袋はいいですね。何しろ、ユーザ層がいい。自然な質問ばかり。これは得がたい宝石箱ですよ。読めば読むほど味がある。

というわけで、今回はそういうネタを盛り込んでみたのでありました。

セミナーの方は月2回、無料で渋谷で行っていまして受講者募集中です(ご希望の方はメール下さい)。

9/10のほうはまだ少し残席あります。今20名様くらい申し込みを頂いています。

written by asotetsu Sep 9, 2008

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