あそこもここも同じ人が! ネットで買える写真素材の弊害
いまはウェブサイト作るときに写真を結構多用しますよね。特に人物写真。
クリックして簡単に買える写真素材屋さんもたくさんあります。便利です。
サイトに人物写真があるとちょっと親しみが湧きますからネ。
でも、そのクリックして買ってる写真。ヨソとかぶりまくってますヨ!
仕事柄、クライアントのサイトや、調査でサイトをたくさん見ます。
が、とにかく写真のカブりが多い。
外人さんの写真使ってるサイトでは、
「ああ、このハゲ頭で携帯持ってる外人さんは、A社でもB社でも、この前は電車の車中広告でも見た!」みたいなことになってます。
日本人だと、最近の流行はある女のコの写真がやたらみかけます。
どこにでもいそうだけど、いない感じのコ。
このコは、この前はヤフーのキャンペーンページでも見かけましたヨ。
つまり、こういう写真素材を探すときって、「あ、これいいな」って探すわけですよ。
するとね、そういう素材は結構みんな、「いいな」って思うんですよネ。
だからカブるんです。
正直なところ、人物の素材写真を使うのはやめたほうがいいです。
サイトがウソくさーくなります。
もちろん、まだまだそれに乗せられるお客さんもいるでしょう。
ただ、ここまでアチコチでカブりまくってると、素材がカブっていることだけで、サイトがすごく安っぽく見えてしまうんです。
サイト作る側って、あんまりサイト見て回っていないことが多いから気がつかないんですけどネ。
ボクらからすると、ああまたこの写真使ってるのか、って思いますヨ。
ユーザさんもそう思うと思いますヨ。
少なくともサイト作る側よりもユーザさんはあちこち見てますからネ。
写真は使うなら、ちゃんと撮って使うべきなんです。
実は思ったほどお金はかからないんです。
written by asotetsu Dec 12, 2007
- -