ワーディングラボ | 検索エンジンとSEOとネット広告のコラム

長く更新していません。はてなブログに移りました。

Google(Matt Cutts)対SEO専門家(Aaron Wall)

ちと、面白い時事ネタなので。

Googleに、Matt Cutts(マット・カッツ)というヒトがいまして。

Matt CuttsさんについてのWikipedia記事
Matt CuttsさんのBlog

グーグルのエンジニアで検索品質のグループのヒト(リーダーだったかな)。SEOとかスパムとか、ウェブマスターガイドライン関連でアナウンスを行うヒトで有名です。

顔の見えないグーグルの中ではSEOに関して、どういうのがスパムかとかの意見を述べるので、マットカッツがこういってた、とか言ってSEO業界ではその発言を珍重しておったりします。

そこで、先日のマットカッツさんのブログで、反グーグルに対する主張に返事すべきか、という割合と挑戦的な話が載ったわけです。

Aaron Wall(アーロン・ウォール)さんというSEO専門家の最近のグーグル批判記事に対してのものなんですネ。

しかも、その主張をしているAaron Wallに返信すべきかどうかという公開投票アンケートまでつけて。

問題の記事がコレ。
Anti-Google claims: to reply or not? (反グーグル主張 返信すべきか否か?
)


一方のアーロン・ウォールさんというのは、SEO専門家で、SEO BOOK という本をPDFで出してます。内容はいいですヨ。雑多感はありますけど。

Aaron WallさんについてのWikipedia記事
Aaron WallさんのBlog

ブログでは、私のリンチについての公開投票、とか言って批判してます。


問題となっているもともとのアーロン・ウォールさんの記事

How To (Kind Of) Buy A #1 Organic Search Ranking On Google (グーグルの自然検索ランキング1位の買い方)
The US Search Engine Optimization Market (アメリカのSEO市場)

内容はあれこれあるんですけど、最近のグーグルはSEOを事実上スパムとみなすような流れになっているという話が多いです。SEOについてのアーロンさんの意見は率直で面白いですヨ。アメリカでもそういう感じなのか〜とか思ったり。やっぱSEOはこれから厳しいっすかねえ。SEMも結局、代理店不要な流れもあるのでSEMも厳しそうな感じですナ。


さて、主題の話はグーグルの最近のSEOに対する態度でして、6月のグーグルのウェブマスターガイドライン改訂はまさにソレで、ここのところグーグルは認める範囲のSEOを狭めていると、ボクも個人的に、思います。


このあたりの議論は面白いので、しばらくしたらきっと SEM-Rの渡辺隆広さん は訳して書いてくれると思いマス。期待です。ボクは訳すの面倒なので。というか、アーロン・ウォールさんの英語は訳し間違いそうで。はは。



それで、アーロン・ウォールさんの記事を読んでいたら、ちと面白いものを見つけたので、それは次に書いてみます。


written by asotetsu Nov 15, 2007

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