ワーディングラボ | 検索エンジンとSEOとネット広告のコラム

長く更新していません。はてなブログに移りました。

ニセ脳内メーカーでAdwords出稿するというワザ

さて、アーロン・ウォールさんの下記の記事を読んでいたら、リンクのエサとなるページを作って、それをAdwords出稿して自然なリンクを集める、という手法が例示されてました。

How To (Kind Of) Buy A #1 Organic Search Ranking On Google (グーグルの自然検索ランキング1位の買い方)


最初は、??と思ったんですけど、あ〜、あれも利用できるナ、と気がつきましたヨ。


ちなみに、リンクのエサ(link bait: リンクベイト)というのは、リンクしてもらうためのコンテンツのことです。ゲームとか、占いでもいいし、ネタ記事でもいいし。そういうのがあると、リンクしてもらえるでしょ。それをリンクベイトといいます。

それで、うそこネットさんの脳内メーカーが流行ったときに、脳内メーカーっぽいものが出ましたよね。ニセモノとか言われて。

その中でも目立ったのは、AdwordsAdsenseで大量出稿していたのが、
こちら  muryop.com/br/q.php

いやー、見た目そっくりですね。出力するアルゴリズムは違うようですが、見た目そっくりです。

被リンクをみると、勘違いしてこちらにリンク張ってる人も結構あります。

まあ、ココは[PR]のところの占いをリンクすると、占いっぽいページが出て、年齢性別とか入れて、最後に占い結果を送るのでメールアドレス入れろとあって、実は出会い系の登録になっているというシカケですが。

収益は、出会い系送客1件いくら、というもので稼いでいたみたい(推測)なわけですが。


でもこの仕組みってリンク集めもできますよね。

ヤフーで見ても7千以上もリンク得てるし。

キーワードでのリンクは得られないわけですが、ただ、単にリンクを得るという点では成功してると思いマス。

だってグーグルのページランクだってついてるし。


つまり、アーロンさんの言う、リンクベイトのページをAdwordsAdsenseに出稿して、天然のリンクを集めるっていうのはこういうコトですよネ。

こういうゲーム的なものを作って、リンクを集めたいドメインの下位ページにおいて、それをリスティング広告に出稿する。マイナーワードなので1クリック単価も安い。すると、リンクが集まる、と。

場合によっては、トップページを一時的にそうしてもいいですネ。新規ドメイン取って、そうやって育てるのもいいかもしれません。


まあ、ただ、今回のニセ脳内メーカーの件では、本家と誤認させるレベルの類似というのが問題なのですが。


ひとつ、参考になりましたヨ。



written by asotetsu Nov 15, 2007

  • -