ワーディングラボ | 検索エンジンとSEOとネット広告のコラム

長く更新していません。はてなブログに移りました。

ネットイナゴなんて存在しないよそんなの。

さて。ブログの炎上=盛り上がり、という話を書きましたが、そのつづき。


ポイントは、動揺する側にあるんであって、コメントつける側にはない、という話でありました。

繰り返しになりますが、なぜなら、コメントつける側は、

  • 孤独で
  • 一人PCの画面に向かって
  • それぞれがお互いに数百キロ離れて

いるからですよ。


確かに、盛り上がっていると、コメント欄や掲示板のスレッドで、つどう集団のように見えます。

イナゴとは言いえて妙。しかし、違うと思うのですヨ。

なぜなら、物理的にあつまっているわけじゃないんです。

お互い孤独に数百キロ離れて、PCの画面を通じて繋がっているだけなんですから。

もちろん、そこにはなんとなく連帯感がありますよ。

でも、そんな連帯感なんて幻想ですよ。架空の身近さです。通信技術が作り出した幻想なんです

だってね、ネットのコメント欄や掲示板のスレに書き込んだって、PCの画面越しの行為ですよ

いくら書き込んでもそこには何一つ付加価値は生み出せないし、世の中を動かすことは出来ないんですよ。
これが一番の判別のポイントなんです。

すべての出来事と人生はPCの画面の中にはないんです。



だから、問題はコメントつける側にはないんです。

そのコメントつけられて、それを受け止める側の動揺が一番の問題なんです

だから、ネットイナゴなんて存在しているように見えるけど、存在なんてしていないんですヨ。

いやまあだからといって、ココのコメント欄がネットイナゴさんで埋め尽くされればボクも多少は動揺するわけですが。はは。


written by asotetsu July 3, 2007

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