新しくなったGoogle Insights for Searchのメモ
新しくなったGoogle Insights for Searchのメモ
http://www.google.com/insights/search/#
Google Insights for Searchがリニューアルされたので、使ってみたメモ。
(よく見ていないので前の版からあった機能もあるかも)
検索ユーザのGeoIPから、どの検索がどの地域で多いか時系列変化をムービー形式で見れるのが面白い。
地域で「日本」を選んで、「時間の経過による変化を表示」を選ぶと日本地図で、時系列変化をムービー形式で見れる。
ただ、かなり検索数に差がないと色の差にならないので細かなことは分からないけど、ざっくり次のようなことが分かる感じ。
●(検索で見た)流行が首都圏なのか、全国なのか分かる。
細かく言うと、
(1) 東京だけ
(2) 首都圏だけ
(3) 首都圏と大阪だけ
(4) 首都圏と大阪と愛知だけ
(5) 首都圏と大阪と愛知と福岡だけ
(6) 全国
こういうパターンがあるようで、しかも、(1)から(6)へ広がっていく感じ。
例「クロックス」広がっていったなあ、と。
http://www.google.com/insights/search/#q=%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9&cmpt=q
また、BtoCの企業の全国知名度なんかも分からなくもない。
例「楽天」 全国に知名度あるなあ、と。
http://www.google.com/insights/search/#q=%E6%A5%BD%E5%A4%A9&cmpt=q&geo=JP
●流行の流れがなくとなく分かる。
前述しているけども、東京→大阪→名古屋→福岡 みたいな。必ずしもそうでないケースもあるけど。まあ、今まで言われていたことが追認できるというか。
●流行が遅れているところが分かる。
東京に対する千葉。大阪に対する兵庫県。この2県はそれぞれ、東京と大阪の検索が冷めてから熱くなる。はは。ラガード的なマーケットかなあと。ちなみに、ボクは神戸にも船橋にも住んでいたので馬鹿にしているわけではないのです(念のため)。
●「○○県」と検索すると、必ずその県での検索が多い。
ま、みんな地元の情報を県名つけて調べてるってことかな。
例「石川県」
http://www.google.com/insights/search/#q=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C&geo=JP&cmpt=q
●北海道地域の検索がやたら多く見えるが。
たぶん人口を調整する係数のバランスが悪いんじゃないかな。県別の傾向が出るように調整しているっぽいのだけど、そのバランスが良くないのではないかと思ったり(憶測)。または、北海道の人はやたら検索している、とか(笑)。
●イベントなど地元性があるものは必ずその地域の検索が多い。
これも地元情報は一番地元で検索される傾向の一つだけども、こういう傾向があるなあと。
例「阿波踊り」
http://www.google.com/insights/search/#q=%E9%98%BF%E6%B3%A2%E8%B8%8A%E3%82%8A&geo=JP&cmpt=q
●割合と地元出身タレントというのは認識されている。
タレント名で検索すると、首都圏に次いで、出身県での検索が多い傾向がある。結構みんな地元出身というのを知っているんだなあ、と。それらが全てが支持ではないとしても、割合と日本全国で言うと地元応援というのは一般的にあるんだなと。そこらへんは、政治家と似ているかも。タレントと政治家は結構共通しているかもと思った。
例「酒井法子」例が良くないかもしれないけど、典型的。
http://www.google.com/insights/search/#q=%E9%85%92%E4%BA%95%E6%B3%95%E5%AD%90&geo=JP&cmpt=q
例「吉幾三」
http://www.google.com/insights/search/#q=%E5%90%89%E5%B9%BE%E4%B8%89&geo=JP&cmpt=q
気が付いたのはこんなところ。
そろそろリハビリ的に書いていきます。
written by asotetsu Aug 25, 2009