甲本ヒロトに見るロックスターのエンターテイナー性
忙しくて更新遅れてしまいまして、まとめて更新シマス。
で、オヤジバトル見て考えていたんですが。
ロックが好きで、挫折して、苦しんで、しかし今も頑張ってる。
それを表した歌。迫力あります。伝わるものがあります。
でも、思ったんですよ。これは等身大過ぎる。
歌い手が幻想を呼び起こせる伝説のスターならいいんですけど、そうでないなら、あまりに等身大過ぎて、憧れにくいなあ、と。
そのヒトになりたいって憧れがヒットになるんだと思うんです。
だから、少しでも近づきたくてCDを買い、グッズを買い求めるのじゃないのですか?
そのとき、甲本ヒロトのインタビューを思い出したんです。
ちょうどyoutubeにあったもので、一番最後のほうにあるんですが。
NHKドキュメント 元THE BLUE HEARTS 甲本ヒロト(youtubeのビデオ)
(甲本ヒロトのセリフ)
よく、あの、ガキンチョばっか、だましてるんじゃねえよ、とか、友達には言われるんですけどね。
だけど、ガキンチョだますのがロックだと思う。
だって俺、中一んときだまされたもの。
ラッキー。それがやりたかったんだ。
同級生の御茶ノ水博士との対談でも同じようなことを語っていたんですけどね。
見てる皆を憧れさせてこそのスターだと思うし、それがエンターテインメントだと思うんですよ。
だましてる、というとヘンですけど、夢を見させてくれるというのが映画のスターであり、ロックスターであると思うのです。
甲本ヒロトは、そこがすごくて、徹底してエンターテイナーで、意識的なプロだと思うのです。
ボクらも、ビジネスを行っていて、いい意味で、世の中にそういう夢のあるモノを作り出したいと思うんですよ。
written by asotetsu Nov 26, 2007
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