ネットで有名ブランド品を売るのは良くもありつらくもあり
ネットでコンシューマー向けに有名ブランド品を売るというのは、ある意味、やりやすく、ある意味、競争がつらいものです。
検索時代ではユーザーが検索エンジン経由でやってくることが多いわけです。
このときの押さえるべき条件は次の2点です。
- 検索される商品を選ぶ。
- 検索されたときに検索結果の上位に表示される。
検索されないものはダメだし、検索されたら自分のサイトが上にないとダメなわけです。
ここから分かるように、無名の品物、ノーブランドの品物は、検索されないのでダメとなります。
検索されるものでなければ、となりますネ。
検索されやすいのは、一般的に言うと、有名ブランド品なんです。
なぜなら、
- 名前が普及してますから。
- 欲しいと思うヒトが多いから。
この2つの理由から、有名ブランド品は検索エンジン経由での販売に向いているのです。
ちなみに、ここでいう有名ブランド品というのは、エルメスとかシャネルなんかに限らず、大手企業の社名や、国内の企業で宣伝を多くやっていて普及している製品名なんかも含みます。
でも、他方、有名ブランド品は検索されることが多いものの、売り手側も多くて競争が激しいです。
だから、検索結果の上位に表示されるのが大変で、SEOに手間がかかります。
加えて、価格面などの条件がちょっと不利なだけで、ネット上の他社に流れてしまうという難点もあります。
ネットは1クリックで他社に流れてしまいますから。
なので、
ネットで有名ブランド品を売るのは、売るチャンスが多いものの、売り損なう機会も多いのです。
最安で売る自信があるか、ブランド品ながら独占販売権があるものを狙うか、販売店が限定されているものを狙うかしないと難しいです。
もちろんSEOは、インハウス(社内)でやるにせよ、外注するにせよ必須です。
検索エンジン経由で集客して販売する場合、これがセオリーになります。
written by asotetsu July 13, 2007
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