スモールワードを出稿するのは管理費とのバランスが大事
ここで書くのは基礎編と称して書くので、知ってる人には言わずもがななんですけども。こちらはSEO屋で売る側なので、こういう風にやるといいですよ〜というおはなしのシリーズ。
前回から続いているアドワーズやオーバーチュアのような有料リスティング広告(SEM)出稿の話ですが。
スモールワードを出稿するのは管理費とのバランスが大事です。
検索数が少なくて出稿したときのクリック単価が安いキーワードをスモールワードと呼びましょう。逆に、クリック単価が高くて検索数が多いワードをビッグワードとします。一般的ですよね。定義は皆さん若干の違いがありますが、高くて多ければビッグ、安くて少なければスモール、と見て良いです。株価にとてもよく似ています。
スモールワードというのは、アドワーズやオーバーチュアのシステム上、出稿していても維持コストはかかりません。だから、出しておいてもいいか〜、と思いやすいんですよね。また、アドワーズやオーバーチュアの代理店によっては、そうしたキーワードを何百も生成することが使命としているところもありますから。
問題は本当の管理コストなんですよ。確かにスモールワードはクリック単価安いんですけどね。少しでもクリックされているととりあえず出し続けるでしょう? 何を切っていいかわからなくなりませんか? また、自分で管理するのも手間で実質的にコストがかかるし、代理店を使えば管理費が発生しますしね。
つまり。
スモールワードを大量に出稿するのって見えない管理費がかかっています
だから、管理やりやすい管理ソフトとか導入してないと効果の割に損じゃないかな、と。個人的には思います。それよりもある程度お金かけてビッグワードやビッグワードほどでもなくてもミドルワードに出稿していったほうが有効だと思います。やっぱりインプレッションがあってナンボですから。
だから、スモール過ぎるワードだと、検索される可能性がものすごく低いですから、それが月に数人しかいないこともありえます。そうなるといくらコンバージョンが良くてもどうしようもないのですね。もちろん、月商100万円以下のネットショップならそれでもいいのですが。
とにかく、このあたりは管理コストとのバランスです。維持にはお金かからないように見えて、見えないところにコストがかかってしまうのがSEMです。それなら管理するキーワードはある程度絞ったほうがいいんです。効果も見えやすいですから。
というわけで、今回もまとめると、