アクセス解析結果の解釈ミス
ここで書くのは基礎編と称して書くので、知ってる人には言わずもがななんですけども。こちらはSEO屋で売る側なので、こういう風にやるといいですよ〜というおはなしのシリーズ。
前々回に、アクセス解析の話に触れて、
いやいや〜、アクセス解析の結果を見ると意外な言葉でクリックがあるんだよね〜、とおっしゃるかたもおられます。これねー、実はアクセス解析のデータの見方が間違ってるんですよ。アクセス解析は強力なツールですけど、ツールもピンキリだし、分析の仕方にコツがいるんです。それは次回にします。
という話に触れました。それでまた、キーワードにミラクルはない、という結論の話なんですが。
アクセス解析の読みこなしはコツが必要
アクセス解析で、検索でやってきたときのキーワードを集計してくれるのは標準的な機能です。これを読むと、次のような感想をもたれるかもしれません。
- へー、こんなキーワードでやってくるんだ
- 意外なキーワードでやってくるもんだねえ
- こんな組み合わせワードで検索する人がいるんだ
⇒じゃあ、そこを強化しておくか。
(答) 違います。
検索がやってくるお客さんというのは、あなたのサイトが何らかの検索語で検索結果の上位に上がってるからやってきているんです。
だから気がつきませんか。妙な言葉、妙な組み合わせの言葉で来ていることに。
逆に、あなたのサイトのメインとしているビッグワードで来ている人はいますか?
検索結果で上位に出てない場合は、いないはずです。
つまり、今のアクセス解析の結果は今のサイトの状態でやってくる流れを表しているに過ぎないのです。
スモールワードで上位に出ているから、スモールワードで検索する人がやってきてしまっているんです。
その代わり、ビッグワードで上位に出てないので、ビッグワードで検索する人にはあなたのサイトは見えていないのです。
だから、今の来ているお客さんに特化していくと、本来狙うべきターゲット層を外してしまうことになるんです。
なので、アドワーズやオーバーチュアに出稿するSEMをするにせよ、SEOをするにせよ、今を基準にしないほうがいい、ということなんです。
というわけで、今回もまとめると、