PAGE RANKという神話
ここで書くのは基礎編と称して書くので、知ってる人には言わずもがななんですけども。こちらはSEO屋で売る側なので、こういう風にやるといいですよ〜というおはなしのシリーズ。
グーグルがページランク(PAGE RANK)というものを作ってから久しいわけですが。もうどこでも書かれているんですけども、念のため書いておこうかな、と。
ページランクはサイトに関する一つの指標にしか過ぎない。
結論から簡単に言うと、検索結果で上位に表示されることとはあんまり関係が無いのです。
困ったことに、SEOに関して割合と知識があるお客さんで、ページランク神話を信じ込んでいることが多いなと感じます。数年前のSEOはまさにグーグルのページランクの話題で持ちきりだったのです。そのころ仕入れた知識だと、SEOといえばページランク、みたいになってしまっています。
今のトレンドでは、ページランクは高ければいいけど、低くても問題はあんまり無い、です。だから低くても気にしなくてもいいし、ページランクを上げることに力を入れる必要もあんまりないのです。ウチでもページランクを上げるなんてことはやりません。
ページランクとはサイトのパワーを示す。
それだけです。サイトのコンテンツの量とか、内部の構造、外部からのリンクの量もろもろを合算して0-10の数値がつくだけです。
また、ページランクはゆっくり上がってくるのが通常で、サイトにコンテンツを追加し、リンクをもらっていくと自然とランクは上がっていきます。ページランクに関しては、ページランクが高いところからリンクを受けるとランクが上がるという法則があります。しかしこれも検索結果で上位表示とはあんまり関係が無いのです。ゼロとは言いませんが。
ページランクの目安は、
ページランク0-2くらいだとサイト立ち上げて1年未満かな、という感じです。
まともに運営しているサイトだと、2-5年経てば3-4くらいになってきます。このあたりが一番多い。
ページランク5以上は、コンテンツ量や外部からのリンクもかなり多いだろうなと推測されます。
普通の企業サイトは高くてもページランク6止まりと見て良いです。
このくらいの情報しかページランクからは得られません。
特定のキーワードでSEOをするならページランクが既に高いほうが楽ですが、低くてもそれほど問題ありません。またSEO屋に依頼したからといってページランクが上がるとは限らないのです(半年くらいやっていれば通常は1個くらいは上がりますが)。ページランク4-5あたりのところだと、1つくらいたまに下がることもありますが、これも気まぐれです。気にしなくてよいのです。
というわけで、今回もまとめると、