ワーディングラボ | 検索エンジンとSEOとネット広告のコラム

長く更新していません。はてなブログに移りました。

SEOに関する情報を集めすぎると混乱する

ここで書くのは基礎編と称して書くので、知ってる人には言わずもがななんですけども。こちらはSEO屋で売る側なので、こういう風にやるといいですよ〜というおはなしのシリーズ。


いまやネットでググるSEOに関する情報はたくさん集めることが出来ます。しかしながら、あんまり読まないほうがいいです。一部の本当に熱心に研究しているかたや、SEO業者はいいんですが。

SEOに関する情報を集めすぎると混乱する。

これは情報を集めれば集めるほど、その情報のバラバラさに混乱してきます。しかも自分の管理下のサイトが数個くらいしかないと、テストしてもその有効性の判断がイマイチつきません。


検索エンジンの評価アルゴリズムは100以上あって、それらが複雑に組み合わされています。また、その細かな部分は修正されつつ現在に至っています。となると、皆がSEOについて言うことがぜんぜん違ってくるのです。

言う人が持ってるサイトのタイプやどのワードでテストしているかという固有の要因の違い

要は、カレー屋で必勝ノウハウが、牛丼屋で使えるかという話です。今のSEOはこうだ、と言ってる人も、そのヒトの固有の状況で判断して物を言っていますので、それが必ずしもあなたのサイトに当てはまるかどうかは分からないのです。ファクターが多すぎるんです。

時間差の問題

検索エンジンは変化し続けているので、一年前に大成功した人は、いまだにその手法のことを得々と語ったりします。ところが今やあまり有効でないなんてケースも多いわけです。ネットには、それくらいの時間差がずれた情報が混在しているのが現状です。


では、どうすればいいか?、となるのですが、要は

ネットで情報を見て回らないほうが精神衛生上良い(笑)

となります。見れば見るほど疑心暗鬼になりますから。

ここで繰り返し「正攻法が良い」といっているのはそのためです。極端な手法を取ると、その手法が有効でなくなる可能性が高いのですが、ユーザに資するような正攻法は、長期に渡って有効です。あとは、ウェブのトレンドだけは時折押さえておくというところでしょうか。例えば、HTMLも、HTML4でやっているかたも、機会を見て今のうちにXHTMLに移行しておく、とかですね。

でも、まったくSEOの知識のない場合はどうすればいいか? ですが、

最近1年内(出来れば6ヶ月以内)に出版されたSEOの本をゲットして読んでおく。

のがいいと思います。ネットに書かれている情報って、噂レベルの適当なのが多いのです。ところが、出版されるとなると、どの著者の方もきちんとしたこと、確実なことだけ書いてきますので、噂に煽られずに済みます。もちろん、それゆえどの本も似たようなことが書いてあって、凄いノウハウは本に書いてない、というマニアの人からの批判があるわけですが(笑)。しかし、普通の著者の人は、信用もあるので、トリッキーなSEOのことや噂レベルのことは普通は書けないです。それが逆に信頼できるという話になります。



というわけで、今回もまとめると、

SEOは噂に振り回されないように注意する

written by asotetsu June 14, 2007

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