MSN産経ニュースのBingポップアップ検索は結構便利かも

asotetsu2009-09-12

えと、これはボクが知らなかっただけかもしれないんですが、今日、MSN産経ニュース見ていたら、ニュース中の単語でBingのポップアップ検索される仕掛けが入っているのに気が付きましたですよ。

このニュース記事の中で一部の単語に点線のアンダーラインが引いてありまして、ここにマウスオンすると、ポップアップでBing検索結果のコンパクトな奴がでます。

見てみると一部の記事にしか実装されていないっぽいですけども。また、最近実装されたのか、昔から実装されていてボクが知らないのですけど、結構いいですネ。

ニュース中のキーワードにリンクして用語集に繋がるというのは、はてななどでもありましたし、ポップアップしてリンク先を見せるというのもありました。

ただ、こうやってコンパクトな検索結果を見せる、というのは無かったような気がします。見せ方が上手いなと。

誘導先としては、
(1) Wikipedia (白背景)
(2) MSN産経ニュース内のどこか　(グレー背景)
(3)スポンサーサイト (グレー背景)
となっているようです。

Wikipediaなしで、スポンサーサイトが(1)に出るのもあるようです。

クリックすると別ウインドウを開きますから、今のページからの流出を防ぎつつ、ユーザに対して(1)検索経験と(2)広告視聴と(3)サイト内誘導の3つをやらせようという1石3鳥狙いかなと。

で、なかなかこのウインドウがかわいくて、画像検索、動画検索、地図検索のタブもあります。

こういうウインドウ的なインターフェイスの作り方はマイクロソフトのせいか、一日の長があるような気がしました。ボクの思い込みだったらアレですけど。

ブラウザの高機能化によって、Google側はブラウザ上でオフィスアプリ機能が無料で出来てしまうというMSの牙城たるオフィス市場を攻撃しています。

でも、MSのほうは逆にウェブのインターフェイスをウィンドウズのノウハウがこれからは使えるんじゃないかなと。

いや、まあ、今まで散々とウインドウズのインターフェイスはこきおろされてきたのも事実です。

でも、ウェブのインターフェイスは多くの場合それ以下であったことも確かでしょう？

これからは高機能なブラウザを舞台に使い勝手競争となってくると思うのです。そのときにMSは、培ってきたウインドウのインターフェイス設計ノウハウがあるので、かなり善戦するんじゃないのかなと思ったのです。

特に日本の場合、検索ではYahooのシェアが多いわけですけど、YahooとMSNの検索統合でどうなる？みたいな話があります。

ボクも最初はMSの過去の検索エンジンのクオリティを見ると、Yahooより劣るし、Googleよりも劣るから、強制的にYahoo Japanのエンジン部がMSになるのはもったいないなあと思っていました。

でも、むしろMSのインターフェイスの工夫によって、日本ユーザーにはMS Bingがベストマッチだったりして、Yahoo Japanの検索エンジン部が、これから登場する正式な日本語版Bingになってもシェアはむしろ伸びたりとかする可能性も否定できないなと思った次第です。

結構、何が起きるか分からない気がしてきましたヨ!

ぜんぜん外れていたらすみません(笑

written by asotetsu Sep 12, 2009

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