見出しを工夫してアテンションを集める
何はともあれ、ネットではアテンション(注目)を集めることが何にもまして大事です。
理由は、ネットは個人から大企業まで無数の発信者が情報発信できるマイクロメディアだから。その膨大な情報の中から、クリックしてもらうために、画像を工夫したり、動画にしたり。動画に人間を出すとイイというのもありましたネ。
そうした中では、ベーシックなところでは見出しの工夫です。
その点で模範はYahoo!のトップのトピックスとニュースの見出しです。
ヤフーの専任スタッフによって編集しなおした見事な14文字見出しで、どのニュースも思わずクリックしてしまう出来の良さです。
実際に引用してみましょうか。
西武・おかわり君が「骨折弾」
ジャパネット流出で1億円賠償
見せたくない 5年連続ロンハー
環境意識 東京は高いが動かず
元カノの携帯番号「消せない」
中国政府、死者推計は5万人超
ギョーザから基準10万倍の毒物
関大生、キャンパスで大麻密売
四川の地震波、地球表面を2周
京都殺害 現場脇の川から下着
値上げで第3のビールだけ増加
U23代表に森本、エスクデロら
八百長裁判 朝青龍の出廷決定
タヌキとキツネ 謎の大量死
四川大地震 命のリミットに焦り
ダルMLBなら移籍金は79億円?
関大生、キャンパスで大麻密売
清徳丸の不明親子 死亡認定へ
療養病床削減で「難民11万人」
中川秀直氏 総裁視野との憶測
ね? 短歌のような様式美。
もはやある種の芸能といってよいでしょう。
これは毎日見てますけど、どれも要点を押さえた上に、思わずもっと読みたくなる傑作揃いだと思いマス。さすが日本のポータルです。勉強になります。
見出し執筆のポイントは、地名、人名、数字、状況を表す説明語で構成してますね。おそらくそれらが目に留まるんでしょう。あと、なるべく引っかかりやすい流行コトバも織り交ぜて使うようにしているみたいです。
アテンションの集め方については、続きます。
written by asotetsu May 16, 2008
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