悪意のSEO 信用あるeduサイトからのリンクを得る方法

なんとなく前回の続き。悪意のSEOシリーズ。

元ネタはこちら。

Amazing technique to get FREE .edu backlinks that is 100% ethical
100%倫理的で、教育系eduドメインから被リンクを無料で得るスゴイテクニック
http://www.hybridsem.com/blog/2007/05/24/amazing-technique-to-get-free-edu-backlinks-that-is-100-ethical/

これもアメリカの事例で、govドメインサイトからのリンクだけでなく、教育機関のeduドメインサイトからのリンクを何とかして得ようという話になってます。

こちらは100%倫理的とあるように、まあ、アリかなあというあたり。日本で即使えるってわけではないですが。

それで、govドメインサイトとか、eduドメインサイトは、TrustRankがついてるからそれを得ようという話が出てます。

TrustRankとは何かというと、あちこちで見聞きした範囲では(間違ってるかもしれないですヨ)、グーグルは目視して信用できる権威あるサイトにTrust Rankというのを与えてます。

有名なPage Rankのあとに作ったシステムです。しかし、われわれ外部から、どのサイトがTrust Rank高いかは分かりません。SEO屋が想像しているだけです。ただ、そういうサイトからリンクされると検索結果の上位に上がりやすくなるというのは観察されていて、そういうアルゴリズムが使われているとするのが一般的です。

要は、信頼できるサイト、例えば、それが日本であれば、日本政府の総務省のサイトからとか、東京大学のサイトからとか、そういうところからリンクもらうのは、大変でしょう。つまり、きちんとどこにリンクするか考えている運営されているので信頼できるでしょ?という話です。

いろんなリンクが氾濫する中で、大元の信頼できるサイトというのを目視してTrustRankというのを高く与えておいて、そういうサイトがリンクしている先にもTrustRankを分けていく、という考え方をしています(ようです)。

とすると、では、政府のサイトや教育機関のサイトから5,6個リンクを辿った先に自分のところのサイトがあるようにすればTrustRankが得られるのか、となるとそうではないようです。このあたりはSEO BOOKの説明を見た限りでは。

例えば、TrustRankが与えられている政府機関からリンクしてるとこは、どこもTrustRankがある程度分配されます。でも、その先のサイトが、あちこちにリンクを張っていた場合、そのリンク先がTrustRankがある先よりも、非TrustRankなところが多い場合、そこから先へはTrustRankを配分しない、ということがされるようです。つまり、人間のチェックが甘いリンク集的なとこには、TrustRankを配分しない仕掛けがあるみたいです。まあ推測なんですが。

というわけで、TrustRankを自サイトに得るには、大元のTrustRankを持ってるトコか、その1次配分元的なトコを探してそこからリンクしてもらうのが、確実そう、という話(推測)になっています。

だから、アメリカだと、政府系govドメインとか、教育系eduドメインなんかがTrustRankを最初に与えられている大元なので、そこからなんとかリンクしてもらえないかとなります。

そこで本題ですが。

アメリカの場合、eduドメインで探すんですが、大学のeduサイトに、求人情報乗せてるとこがあるらしいんですな。ありそうですよね。

そこに自サイトのURLを出して、学生向けに求人を出しておく。大学側は歓迎なので無料で出してくれる。

ほら、日本の求人サイト(en Japanとか)でもわかるように、そうした場合、会社のURLにリンクが出来ますよね。そんな感じで、あら簡単に、TrustRankのあるeduドメインからリンクが得られて、TrustRankが分配される、というお話。no followもついていなかったりしてね。

ま、これも2007年5月に公開されているので、今は必ずしも使えないかもしれないですけど。

まあ、悪意ってほどでもない。

それにしても、いやー、みんなイロイロ考えますねえ。

日本でも応用して似たようなことは出来るかもしれません。

ま、こういうのもあるという参考情報でした。

written by asotetsu Feb 28, 2008

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