カンバセーショナルSEO(Conversational SEO)とはなに
(【おしらせ】ワーディングラボ ダイアローグ[別館]-Blogger という別ブログをはじめました。)
アイヤ! ばたばたしているうちにもう2月ですヨ。あれこれ書けずにいててすみません。
iMedia Connectionに投稿された記事でこんなのありましたですヨ。
Why conversational SEO is worth talking about?
カンバセーショナルSEO (会話的SEO?)が大事な理由
http://www.imediaconnection.com/content/18216.asp
会話的SEO (conversational SEO)というのが大事だとか言う話が出てます。
カンバセーショナルSEOってなんぞや、と、まあ読んだわけですが。
内容は、こんな構成です。実は最後の4ページ目だけ読めばいいという感じ。
1. 会話的マーケティング(conversational marketing)
2. SEOとは、サイト内とサイト外。
3. conversational SEOとは
それぞれ行くと。
1. 会話的マーケティング(conversational marketing)
クルー・トレイン・マニフェストを引っ張り出していて、市場はそもそも会話だ、ということの話をしてます。ここは解説的で特に面白くないですヨ。
インターネットってのは、供給側と需要側で会話する機会が生まれたって話なんですよ。ただ、現実面での問題は、どういう風に会話していけばいいのかは分からないけど、とにかく会話が大事だ、という話であります。ここには答えが書いてないので目新しさはありません。
2. SEOとは、サイト内施策とサイト外施策。
ここも、SEOとはなんぞや、という話が書いてあって、入門者向け説明になってます。目新しいことはありません。サイト外施策のウェートが90%で、サイト外の施策はリンクが必要で、構築するのは大変だよ、とかいう話。
3. conversational SEOとは
結論から言うと、企業とユーザは会話の場所をネット上で持つでしょ、と。コミュニティとか、質疑応答とか。そういうネット上の場所において、わざとらしさを回避して、巧妙にキーワードと内部リンクを使ってレスポンスしろ、とか言う話になってます。
例として説明しているのは、回答の説明文中に、キーワードリンクが出てくる感じ。
これって何かに似てるな、とおもったら、Wikipediaとはてな、がそうですね。あれらは巧妙に内部リンクを生成する仕掛けになっています。はてながSEO的にエエ、とかWikipediaがエエ、というのは結構前から言われていたことなので、目新しさはないなあ、と。
とはいえ、conversational SEO , カンバセーショナルSEOって、ネーミングがいいですな。目新しくないものに、新しい箱をかぶせるというマーケティング技法。大ヒットはしないけど、プチ新鮮味出すには良いようであります。
そんなところで。
written by asotetsu Feb 05, 2008
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