売れまくるネットショップのリアル
とある裏☆ギョーカイ人のアイデアネタ帳ブログ というブログを前からちょくちょく読んでいます。
プロの方による、これがヒットしそうとか、売れているとか、そういうネタがたくさんのブログで、勉強になったり刺激を受けたりするのでオススメでありまして。
そこで、ちと遅くなってしまいましたが、12月1日のネタで、ノマリ バレエシューズという激安靴のショップが売れているとのコト。
早速見に行きました。
サイトは、売れてる楽天ショップのひとつの典型ですよネ。
デザイン的には派手派手バナー、デカ文字赤字ゴチック、原色使いまくりと、洗練されているとは言いがたいんですけど、こういう激売れのとこって、だいたいこうですよネ。
例えると、ドンキホーテノリ、というか、ディスカウントストアのノリです。
ああ、こうやってデザインすると、ドンキ的に売るにはいいんだなあ、とリアルから学べます。
デザイン的には率直に申し上げますと美しくないと思えますが、ネット販売のセオリーと言われるテクニックは、この1ページの中でほとんどすべてやってますよネ。どれだけテクニックを使っているか探すのも面白いですヨ。
何より凄いのは、最近、楽天では現在の注文状況を表示する機能があるんですよね。
リアルタイムディスクロージャー(受注状況公開)。
売れてる店しか取り付けてないですが、このページの2/3くらい行ったところにインナーフレームで表示されています。
直近の100件分の注文が金額とともに表示されているのデス。
まさに売れている感を表現するツールですナ。売れてる店しかつけられませんが。
ちなみに、直リンクするとココ。最新100件がリアルタイムに出てます。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/eshopping/eshop_data.html
これをコピーしてエクセルにぺたっと貼ると集計が出来ます。
例えば0時台に49件で計20万円でした。すごい。まる分かりですヨ!
1足2千円だから、1時間に100足売ってるわけですよ。お客さんは2足くらい買うというのも見えたり。
夜中も注文がガンガン来る姿がこうやってリアルに見えるというのは凄いですナ。
リアルタイムディスクロージャーはネットショップ界におけるオープンキッチンと申せましょう。
リアルタイムディスクロージャーつけてるところを集中的に見ても面白いと思いマス。
とにかく売れてるネットショップは夜中にガチャンガチャンとレジが鳴ってる状態なんですネ。
時間帯ごとのこういう売上データを第三者が見れるってすごいです。
売れているところはどんどん売れるようになるというサイクルを作るわけですネ。
思うに、こうやって店舗サイトを見ていると、サイトデザインから見ても、買うヒトの層ってファッションセンターしまむらとか、ユニクロとか、ドンキホーテとか、そういうリアル店舗と共通性ありそうな気がします。
そして、皆が今買っている!というバーゲンセール感覚を出すのが、このリアルタイムディスクロージャーというツールなんだろうな〜と感心するのでありました。
皆が買っているってアピールするのは特に昨今効くようですネ。
もちろん昔から流行というものはあったわけですが。
これについてはまた後日書けたら書いてみます。
written by asotetsu Dec 3, 2007
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