筆記具ラミー・サファリ(LAMY Safari)はイイ
ネットとは関係がないハナシですが、写真の万年筆を愛用してます。
ドイツのラミー(LAMY)社から発売されているサファリ(Safari)シリーズという万年筆です。ペン先の種類も合わせて何色か持ってます。
ネットの業界だとメモもノートPC開けて取るヒトも多かったりしますけども、ボクは手書きのほうが好きで、万年筆のサラサラ書ける感が、思考の流れを中断しないのでイイナアと思う次第でアリマス。
ボールペンとかシャーペンだと速く書けないなあと思ってるかたには万年筆がオススメですヨ。サラサラ書けます。
このポップな黄色、赤、青ってのがイイんですヨ。レゴみたいでしょ。
これで1980年から発売されて変わっていないデザインなんですから、スゴイ。
まったく古さを感じさせないですよネ。しかも、機能的。
いいデザインは長持ちしますねえ。
これは万年筆にしては高くないから気軽に使えるのがいいです。
ペン先は18金ではなくてスチールなので、モンブランのようなヌラヌラ感はないですが、適度なサラサラという書き味です。コンバーターとインクを使えばランニングコストもすごく安いですからオススメです。
デザインの古さはどこから来るか?
デザインについて言うと、このラミーサファリは30年近く経つのに古さを感じさせないですよネ?
それに引き換え、最近の携帯電話のデザインって発売された当初は悪くないのに、何年か経つとすごくショボく見えたりしますよね?
携帯というのは、買い替えも激しいし、その場だけのデザインなんでしょうネ。
このことは、以前に腕時計のデザインで思ったんですヨ。
就職してしばらくのころ、シチズンとかの3万円くらいの時計を買っていたんですけど、その頃にしては、オカネをある程度出したつもりになっていて嬉しかったんですよネ。
それが、壊れてしまって、どうしようかと思っていたら、そのときの上司のヒトから好意で時計を格安で譲ってもらったんです。オメガのシーマスター。最初はタダでいいと言われたんですけど、申し訳ないんでいくらか出して譲ってもらいました。
最初はデザインでは特になんとも思わなかったんですけど、そのうち、いくら眺めても飽きないなって気がついたんですよネ。時計のブレスレットとかケース部分の曲線なんかが、とにかく飽きない。加工という点では前のシチズンの3万いくらかのも悪くなかったですヨ。ステンレス無垢の切り出しで。でも、なんか違うんですヨ。その曲線が快適なんですよネ。
これが、違いか、とそのとき分かったんですヨ。
デザインとそれを支える製作の力なんですよネ。微妙な曲線とその構成が魅力を作り出しているんです。
これが値段の違いかと思いましたヨ。それまでは、オメガとシチズンの値段の違いって単なるブランドという名前だけのものと思っていたんです。
大きな勘違いでしたネ。
ブランドとは約束であり、作りこまれた品質も含まれているんですネ。
そんなこともあって、ブランドというものを見直したのでありました。
その後、その時計は何回かオーバーホールに出したり修理に出したりしたあと、無くしてしまったんですけど、思い出が深いこともあって、また同じモデルを質屋さんで買ったりして今に至っています。
オメガのシーマスターは、最近の120m防水とかシーマスターとして意味のないモデルが出てるあたりから、結構デザインは適当な気がします。昔のほうがデザインはいいかなあ、と。
言いたかったのは、本当にいいデザインは飽きないし、その構成や曲面は官能的といってもいい魅力があるってコトなんです。
似たようでいて全然違う。それがデザイン力の差なんですネ。
ちなみに、ラミーサファリは、楽天の万年筆キングさんで買いましたですよ。
メールを送ると販売価格が自動送信されてきます。
http://www.rakuten.co.jp/pen-king/757935/758370/
written by asotetsu Nov 29, 2007
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