ビッグワードはブックマーク的に利用される
前回までが、特にビッグワードでは、キーワードごとに検索するヒトたち、というマーケットのクラスタ的なものが出来ているという話でありました。
こうなってきたときのSEOというのは、位置づけが変わってきます。
新規獲得という点では、そのマーケットクラスタに入ってくるユーザ向けの効果はありますが、
既にそのマーケットクラスタにいるユーザにとって、検索であなたのサイトが上位に上がっているというのはブックマーク(お気に入り)代わりなんですナ。
Googleは、知っているサイトに行くのにも、ブックマーク不要で、一発検索で行けるようにしましたよネ。
「I'm Feeling Lucky」というのは、検索結果トップのサイトを自動で表示するもので、グーグルの自信の表れですネ。
おかげでボクらは大抵のサイトをブックマークしなくて済むようになったのですが、ビッグワードについても、多くのユーザはブックマークせず、検索してやってくるというコトなんですヨ。
だから、アナタのサイトに来たユーザには、必ずそこでブックマークさせるか、会員にさせるか、それだけさせる何かをサイトのライブ感を出して、「また来よう」と思わせないといけません。
そうでないと、次の検索のときに漏れてしまうかもしれないワケです。
逆に言うと、何度も顧客層にアプローチするチャンスがあるということでもあるのです。
そうやって眺めていくと、サーチマーケティングの見え方が変わってくるでしょう。
こういう世界をボクらは見ているのですヨ。
written by asotetsu Nov 19, 2007
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