ウェブサイトにはライブ感が不可欠という話
前回は、
重要なポイントは、検索マーケティングにおいて、
検索エンジンから無限にヒトが湧いてくるワケではないということなのです。
検索は同じ人間が何度も何度もやってきます。ロボット分を除いてもネ。
検索結果の上位にずっと上がっていても、効果はだんだんと減じてくるのです。
検索している人たちというのはキーワードごとにクラスタ的なものがある程度出来ているのです。
あなたのサイトは、そういうワードを検索する人たちにほぼ訪問されてしまって、顔なじみになってしまっているのですヨ。
という話まで書いたのですが、その続きです。
つまり、検索というのは、特にビッグワードからミドルワードといわれる検索数の多いワードについて言えば、それぞれの検索キーワードごとにマーケットが出来ているんです。
もちろん、検索結果で上位表示される側はお店が多かったりしますから、雰囲気としてはターミナル駅の駅前商店街みたいな感じですナ。
それぞれのキーワードで検索するヒトは、時折、新規のヒトも入ってきますけど、もともと関心が高くて、調べたくて検索してますから、何度も何度も、日を置いても検索しているのですヨ。
キーワードごとに主要ターミナル駅と、その駅前商店街が出来ていると考えて見ると分かりやすいと思います。
そのマーケットのクラスタ内のヒトは、その検索キーワードで出てくるサイトを一通り見てるんですヨ。
ここで大事なポイントは、ユーザがある程度、固定されているということなのです。
そうでないと、現在の検索マーケティングの本質は見えてきません。
確かに、検索マーケットが立ち上がってまもないころは、一見さんだけ考えていればよかったのですヨ。
ユーザは次々湧いてくるようなものでしたしネ。
でも、ここまで検索が当たり前になってくると、ユーザにとって、それぞれのウェブサイトが顔見知りになってしまうのですヨ。
だから、ウェブサイトのリニューアルすると、お客さんからのレスポンスに良い影響があったりするんです。
このあたりは、実店舗とまったく変わらないようになってきていると思います。
ユーザ(お客さん候補)は、毎回同じワードを検索して、何か新しくないかな?と見て回っているんですヨ。
ゆえに、ウェブサイトは常にライブ感を持たせて、何か新しいことやってる感を出して、生きた活気を出さないとアカンのです。
同じユーザは、あなたのウェブサイトに何度も検索経由で訪れるのです。
(これに関連して続きます)
written by asotetsu Nov 18, 2007
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