SEO業者と電解還元水の販売員
あ、盛り上がってる。盛り上がってる。
Satoshi Nakajimaさん Life is beautiful
「SEO業者」と「電解還元水の販売員」の共通点
渡辺隆広さんのSEM-R
反論:「SEO業者」と「電解還元水の販売員」の共通点
まあ、アレですな。電解還元水の販売員なんて言われたらカチンと来ますわな(笑)。
SEOがアンダーグラウンドテイストなのは否定しませんけども、まるきりアンダーグラウンドというわけでもないのですネ。
SEOが検索エンジンとのいたちごっこをしているのも一面だし、検索されやすいように作ってやる正攻法も一面ですヨ。
渡辺さんの論法は、Black HatとWhite Hatの分離っぽいけど、現実問題はグレーゾーンがありますからネ。
そう簡単に割り切れるもんでもなくて、そこらへんのことも渡辺さんは良くわかってるから微妙な書き方になってる。
他方、本当のSEOとかいって正攻法だけでええんか? というと、アカンのですヨ。
現実問題はそれだけじゃ、検索で上位に出れないんデスヨ。
出れなければそれまでとはクライアントのほうは言っていられないんですネ。
検索で上位に出る必要があるという切実なニーズもあるんですナ。
それに応えようとすると、正攻法やら、グレーゾーンな手法やらを取り混ぜてクライアントに提供して、実際の上位表示を勝ち取ってやる必要があるわけです。
外部にいると分からないわけですが、現場で見ていると、実際に上がるのも本当。短期的というわけでもない。もちろん100%成功するわけではないけど、実感として90%くらいはいけますな。
だから、ビジネスとしてSEOは成り立ってる現実があるわけですヨ。
ここで、個人がダマされる的な話が出されるみたいですけど、SEOにお金を使ってるのは、ほとんどは企業ユーザーでそれなりに広告費あるところですヨ。もはやネットのビジネスは個人の領域ではないんです。
そもそも本当のSEOとか正しいSEOといっても、何が本当のSEOなんだか、正しいんだか、という話もありマス。グーグル様、ヤフー様のお気に召すものがいいなんて、そんな世界がいいとも思えないですヨ。
グーグルは、悪にならないようにという方針とかありまして、これを信じているヒトがいますけど、まあそんなたいそうなもんではなくてネ。グーグルは私企業だけにワガママです。だからこそ、指針として害をなさないようにというわけだと思ってます。
ボクが例えるとするならば、SEOてのは、税理士さんのビジネスに似てますナ。
税理士という資格は、国家資格で、そもそもは国民納税を手助けするための資格でありまして、言ってみれば、税金の納税手続きの外注みたいなもんです。
じゃあ、国民から出来る限り税金を絞り取るか、となるとそんなことはなくて、むしろクライアントである国民の側に立って、制度をうまく活用して『節税』をしてくれたりする訳ですヨ。出来る税理士さんは。
ところが、節税策をやりすぎると、国税庁から『脱税』と認定されたりネ。
SEOと凄く似てますネ。
SEO業者は、本来的には検索エンジンが検索しやすいように手伝うものですヨ。
検索アルゴリズムを理解することでクライアントのためになるよう、上位表示を狙うわけですな。
ところが、アルゴリズム対策をやりすぎると検索エンジンからスパムと言われたりする、と。
ネ?
それだけのコトなんですヨ。
written by asotetsu Nov 2, 2007
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