企業サイトの日本語の文章はヒドイ
前回の続きですが。
検索エンジンも、もっと検索能力を上げてほしいという話でしたが、
コンテンツ側ももっと意識が必要だと思うんですヨ。
組み合わせ語や自然な日本語フレーズで検索してみると、
ブログサイトばっかり出てきますよね。企業サイトは少ない。
しかも、その半分はテキストでっち上げのやらせブログ。
このやらせブログについてはまた書きますが、こうなる理由は簡単です。
企業サイトのテキストコンテンツが貧弱である。
これに尽きます。
これも3つの理由があります。
テキストそのものが少ない
そもそも、テキストが少なすぎるんですよ。
企業といえば、それぞれ事業があり社会に貢献しているわけですよネ。
それならば社会に対してこういう貢献をしているという思いが大量にあるはずですよネ。
ところが、公式に出すものは無難なものとやるから貧弱になるんです。
これからは、会社の取材本を書いてもらうくらいの手間かけてテキストを1万字以上書いてもらわないとダメだと思います。
会社のウェブはそのためのアピールの場所だと思ったほうが絶対に良いのです。
検索エンジンフレンドリーになっていない
これは内部対策SEOの問題なんですが、意識されていないので検索エンジンにクロールされるように作っていないんですヨ。
下手をするとわざとクロールされにくくしているところもあるくらいで。
でも、検索してもらえないテキストなんて存在していないも同じです。
だから、この部分は必ずSEOを意識して作っておかないと意味がないんです。
ここでも、無難にという意識が働いているかもしれませんネ。
でも、アピールしないほうがこれからは損なんです。
掲載テキストの質が粗悪
これも非常によくあります。文章の量と質ともに低いんですヨ。
何か文章が載っていればいい、そういうスタンスなんですネ。
ところが、店の内装と同じで、質の低い文章を載せれば、丸分かりです。
訪れるユーザーは肌で感じ取ります。これからはそこの勝負になるのに、です。
いかに訪れたユーザーにリピートしてもらうかが大事なんです。
そのためには掲載するテキストの質・量ともに充実させないとアカンのです。
そのためにはライターにお金ケチってはダメなんです。
料理と一緒でテキストの質はお金に比例します。
タダだからって社員に書かせていてはいけないんですよ。
文才の無い社員に書かせるなんて、
高校生の作文みたいなのを載せてるのと同じです。
そういう恥ずかしいウェブサイトが一杯あるんです。
まとめると、
企業サイトは、テキストコンテンツにお金をかけていかないと必ず置いていかれます。
これからは、質の高いテキストコンテンツを多く持っているところが絶対に強みになります。
これは、今から準備しないと間に合いませんヨ。
これはかなりガチの予想です。
written by asotetsu July 24, 2007
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