ネット上の新聞がブログの炎上を語る日
最近は、ネット上の新聞までもが、「○○さんのブログが炎上」というのがあったりして最初は驚いたものです。
「ブログが炎上」なんて新聞記事にするレベルのことか?と思ったりしたわけです(ネット版だけだけど)。
これもね。読み解けば、
新聞社にとって、○○さんは非難されてますよ、と表現するのにちょうどいい「証拠」なんでしょうな。
新聞は事実に基づかないことは書けませんからナ。
そういうことを「取り上げる」という情報の取捨選択に新聞社の意思が込められているわけであります。
新聞は取り上げる、ということで意思を示します。
だから、新聞は複数取って、一面の見出しを比べるのがイイんですよ。
社説を読み比べ、ってのがありますがあれはイマイチ面白くない。
一番面白いのは、一面にどの話を持ってきて、どの話を取り上げないか、です。
例えば、読売新聞で、企業のスキャンダルを全面に出しているときなんか、日経新聞は取り上げないか、小さく載せます。新聞社の態度はそういうところに明確に出ます。
社説なんて保護迷彩まとっているのではっきりしません。
あるネタを載せるか載せないか、その面積と場所という点に新聞社の意思が一番はっきりと現れるんです。
新聞社の意見そのものなんて大して違いやしませんヨ。民主党と自民党が大して違わないみたいにネ。
必ず無難なことを書きます。ちょっと保守かちょっとリベラルかという違いくらい。そういう違いで喜んでいてはイケマセン。
注意すべきはどこがどの記事をどこに載せてるかです。
とりあえず、ここまで。
ブログが炎上、については次の機会に書きます。
written by asotetsu June 26, 2007
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