Ad:tech07 San Franciscoにいってきました(6)
アドテック(adtech)というデジタル広告のカンファランスが4/24から3日間、アメリカ・サンフランシスコのモスコーンセンターで開かれているので行ってきた話です。参加したのははじめてでしたが、これ、すごくおもしろかったです。
では、前回の続きです。
Trench Warfare: Blogs, Podcasts and Vidcasts
4:00 ブログとポッドキャストとビデオキャストについて
司会: Rohit Bhargava (Ogilvy Public Relatiohns)
パネリスト: Karl Long (Nokia), Jeremiah Owyang (Podtech), Kent Nichols (AskANinja.com), Steve Hall (Adrants)
パーソナルメディアとしての、ブログとポッドキャスト、ビデオキャストについての議論。司会は、有名PR会社。パネリストも皆、ブロガーが多く、観客も手を上げさせたのを見るとブログ書いてる人が多い。テーマ的には、ブログを使った個人のブランディングについて。
ブログについては、書くのは大変、というのが共通認識。ただ、ブログは個人のブランディングにいいよ、という性善説的な見方で一致している。
個人ブログについては、履歴書みたいなもの、という話になる。
会社ブログは、求人向けにはいいね、という。偽グラスルーツとしての価値があるから、というところで会場ウケる。
GMが2,3年前にブログをやっていたけど、どう?という話で、続いてないよね、という話になる。
ブログでの炎上についても、たいしたことない、という話になる。バグが出たときのブログにコメントが大量につく事もあるが、これも悪影響は無い、と。社員のブログで秘密が漏れる問題もあるが、会社のプレスリリース前に情報がブログに出るのは困るが、これもなんとかなる、と。とことんパネラーはブログは善で通す。
アクスニンジャの人がきていて、アスクニンジャのクリップムービーをYouTubeでクチコミで展開することで、Tシャツ売りまくったという話。youtubeでアスクニンジャのクリップは見ていたけど、いやー、そんな面白くないなと思っていたが、ああいうグッズを売る目的があったんだ〜、と感心。成功しているのはエライ。ちなみに、Kentがアクスニンジャのときの口調でしゃべるとどんな内容でも会場はウケまくり。おい。単に口調だけだぞ。ガイジンの笑うポイントってのは、そのヒトのキャラで笑うよな。
参加者から成功するブログの条件を聞かれて、皆困っていた。はは。一般性が必要とか。プッシュメディアではなく、プルでの戦略が必要とか。
続きます。
written by asotetsu June 21, 2007
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